関越道~東名道、1時間が地下道12分に…外環道工事シールドマシン発進へ

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東京外かく環状道路 計画概要
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東京外かく環状道路の西側計画区間、関越道~東名道の間が動き出す。2月19日、東名道交差部「東名ジャンクション」直下からシールドマシンが発進し、その北側で東西に走る中央道、関越道を結ぶ地下ルートをつくっていく。

外環は、都心から15km圏を環状に結ぶ85kmの道路で、現在は大泉JCT(関越道)から時計回りに美女木JCT(首都高埼玉大宮線)、川口JCT(東北道)、三郷JCT(常磐道)を経由し、三郷南ICへと至る34kmが開通している。

その東側の三郷南ICと高谷JCT(首都高湾岸線・東関道)を結ぶ埼玉・千葉区間(16km)は2017年度開通予定。西側の関越~東名区間(16km)は、2020年度の開通をめざし工事がすすむ。設計速度80km/h、車線数は6車線。

今回、東名JCT直下から北へとすすむシールドマシンは2機、それぞれ高さ16m、長さ15mで、井の頭通り直下付近までの9kmを掘削していく。北側の大泉JCT側からのシールドマシンが南へ向けてすすんでくる。

この2機のシールドマシンは、3年弱かけて、世田谷通り、小田急線、野川、京王線、甲州街道、中央道、東八道路、京王井の頭線、井の頭通り、五日市街道、JR中央線、青梅街道、西武新宿線、富士街道、西武池袋線と、地上を東西に行く道や鉄道の下を掘りすすむ。

東京都都市整備局は、この外環の整備効果について「外環が整備されると、環状8号線経由で約60分かかっていた関越道~東名高速間が約12分で接続され、大幅な時間短縮が可能になる」と伝えている。

《レスポンス編集部》

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