京成3500形未更新車の引退で記念切符3500セット 2月26日発売

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3500形未更新車の引退に伴い2月26日から発売される記念切符。硬券乗車券3枚に専用台紙が付く。
  • 3500形未更新車の引退に伴い2月26日から発売される記念切符。硬券乗車券3枚に専用台紙が付く。
  • 3500形の未更新車(2004年12月撮影)。最後の4両が2月26日限りで引退する。
  • 3500形のうち大規模リニューアルを受けた車両(写真)は今後もしばらく残る。

京成電鉄は2月16日、3500形電車のうち未更新車が引退するのにあわせ、記念切符「3500形未更新車 引退記念乗車券」を発売すると発表した。

3500形は1972年12月にデビューした京成の通勤電車。1982年までに96両が製造された。京成としては初めて車体にステンレスを使用し、冷房装置も搭載している。1995年には56両で大規模なリニューアルが行われたが、リニューアルが行われなかった未更新の40両は徐々に廃車が進み、最後の4両が2月25・26日に行われる引退記念ツアーをもって引退する予定だ。

発表によると、記念切符は硬券乗車券と専用台紙をセットにしたもの。硬券乗車券は京成上野から大人260円区間、京成金町から大人260円区間、ちはら台から大人480円区間の3枚で、専用台紙はデビュー当時の3500形がデザインされる。

発売額は1セット1000円で、3500セットの限定販売。2月26日から京成上野駅や日暮里駅、京成船橋駅など京成線の主な駅で発売される。

《草町義和》

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