東武亀戸線にもうひとつの昭和カラー…深緑の試験塗装色8000系、登場

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昭和30年代試験塗装カラーの8568編成
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「2番線に入ります電車は、団体専用列車です」 10両や15両編成の総武線電車が駆け抜ける亀戸駅が、オレンジ色と深緑色の2両編成2本でパッと明るく色づいた。東武亀戸線「昭和30年代試験塗装色車両」の出発式が、初日の2月16日、オレンジ色電車の横で行われた。

今回の緑地に白帯のカラーリングは、昭和33年当時、20m通勤車両7860形4両に塗られた色を再現したもの。このリバイバルに抜てきされた編成は、東武8000系2両編成8568編成。1974年に東急車輌で製造された“御年43歳”になる古参。2017年2月9~10日に南栗橋車両管区で研磨、マスキング、塗装、筆入れなどが行われ2月16日から運用に就いた。

この昭和30年代試験塗装色に先んじて、「昭和30年代標準色」なるオレンジ色の8000系2両編成が昨年3月に登場している。こちらは1982年にアルナ工機で製造された8577編成。

深緑色8568編成の運転初日には出発式が行われ、最初の亀戸~曳舟間の一往復は「団体専用列車」として、沿線の幼稚園児たちを乗せて走った。亀戸駅から徒歩15分の亀戸天神社では、3月5日まで梅まつりが行われ、オレンジや緑の電車とともに街に彩りをそえる。

《レスポンス編集部》

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