米国の自動車最大手、GMは2月7日、2016年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は996万5238台。前年比は1.3%増と、4年連続で販売記録を更新した。
国別の実績では、中国が新記録となる387万0588台を販売し、GMの最量販市場に。前年比は7.1%増と、2015年の5.2%増から伸び率が改善する。
これに続いたのは、地元の北米。2016年は、前年比0.5%増の362万9576台を売り上げた。
3位は欧州で、前年比2.7%増の120万8026台。南米は58万3549台にとどまり、前年比は9.6%のマイナス。その他の世界市場では2016年、15.3%減の67万3499台を売り上げる。
GMは、「2016年は、地元の米国での新車販売が引き続き好調。好景気とガソリン価格の下落により、収益性の高いSUVやピックアップトラックの販売が伸びた」と説明している。