JR北海道は2月2日、車内販売の対象列車を3月4日のダイヤ改正から見直すと発表した。
現在、JR北海道で車内販売が残っている列車は、札幌~釧路間の『スーパーおおぞら』と札幌~函館間の『スーパー北斗』『北斗』のみ。
このうち、『スーパーおおぞら』では3~10号で実施している車内販売を取り止め、同列車から車内販売が全廃される。札幌~帯広間の『スーパーとかち』では2015年に廃止されているため、3月4日以降は札幌から道東への列車から車内販売がすべて消えることになる。
札幌~函館間の『スーパー北斗』『北斗』では、早朝発と夜発の計6本の列車で車内販売が廃止される。現在は、『スーパー北斗』が4・10・14・16・18・20号、5・7・9・11・15・21号で、『北斗』が6・8・12・22号、3・13・17・19号で車内販売を実施しているが、このうち『スーパー北斗5・18・20・21号』『北斗3・22号』の分が廃止される。
3月4日以降は上りが札幌6時53発『スーパー北斗4号』から札幌14時45分発『スーパー北斗16号』までの7本、下りが函館10時05分発『スーパー北斗7号』から函館17時51分発『スーパー北斗19号』までの7本で車内販売が実施される。
なお、札幌~東室蘭・室蘭間の『すずらん』、札幌~旭川間の『スーパーカムイ』の一部列車に設置している自動販売機も3月3日限りで廃止するとしている。