三菱自動車、国内外ともに総生産台数は2ケタ減 2016年

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三菱自動車は1月30日、2016年12月度および2016年暦年(1~12月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表した。

●総生産台数、13か月ぶりのプラス 12月

12月の総生産台数は前年同月比3.9%増の9万9201台で、13か月ぶりに前年同月実績を上回った。国内生産は同1.0%減の5万2724台で、9か月連続のマイナス。海外生産は同10.0%増の4万6477台で、2か月連続のプラスとなった。

国内販売は同5.4%減の6616台で2か月ぶりのマイナス。軽自動車は『eKスペース』などが好調で同0.5%増の4385台となったが、登録車は『アウトランダー』などが落ち込み、同15.2%減の2231台だった。シェアは同0.3ポイントダウンの1.9%だった。

輸出は同15.8%減の3万2049台で、9か月連続のマイナスとなった。

●総生産台数、2ケタ減の107万3514台で2年連続マイナス 2016年

2016年の総生産台数は、前年比11.9%減の107万3514台で2年連続のマイナスとなった。国内生産は同12.7%減の55万5018台で2年連続のマイナス。海外生産も同11.1%減の51万8496台で3年連続のマイナスとなった。

国内販売は同16.0%減の8万5716台で、6年連続のマイナス。輸出はアジアや欧州向けが落ち込み、同4.5%減の39万9229台で、3年ぶりのマイナスとなった。

《纐纈敏也@DAYS》

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