常磐線の再開区間、宮城県側は1日8400人が利用

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常磐線の新地~岩沼間は相馬~浜吉田間の再開後1カ月で1日あたり8400人が利用した。写真は山下駅(再開前の撮影)。
  • 常磐線の新地~岩沼間は相馬~浜吉田間の再開後1カ月で1日あたり8400人が利用した。写真は山下駅(再開前の撮影)。
  • 常磐線の原ノ町~新地間は相馬~浜吉田間の再開後1カ月間で1日あたり3100人が利用した。写真は新地駅(再開前に撮影)。
  • 相馬~浜吉田間の路線図。新地駅付近から浜吉田付近まで内陸寄りにルートを変更した。

JR東日本仙台支社は1月26日、このほど運転を再開した常磐線相馬(福島県相馬市)~浜吉田(宮城県亘理町)間について、同区間を含む原ノ町~岩沼間の再開後1カ月間の利用状況を発表した。

相馬~浜吉田間は、2011年3月に発生した東日本大震災で津波による路盤流出など甚大な被害が発生。線路を内陸側に移設して復旧することになり、2016年12月10日から運転を再開した。

仙台支社が今回発表したのは、2016年12月10日から今年1月9日までの1カ月間、再開区間を含む原ノ町~岩沼間の利用状況。1日あたりの利用実績は、福島県内の原ノ町~新地間が平日、土曜・休日ともに3100人だった。宮城県側の新地~岩沼間は、1日あたり8400人が利用。平日は9200人、土曜・休日は7400人だった。

《草町義和》

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