ソフトバンクグループ(SBG)は、「Pepper社会貢献プログラム スクールチャレンジ」の貸し出し先を、佐賀県武雄市や東京都港区など17自治体の282校の公立小中学校に決定したと発表した。支援総額は、SBGの社会貢献活動として最大規模となる約50億円。
「Pepper社会貢献プログラム スクールチャレンジ」は、児童・生徒の論理的思考力や問題解決力、創造力などの育成に貢献することを目指し、全国の自治体と協力して2020年のプログラミング教育必須化に向けた教育活動を支援する活動。
貸し出しが決定したのは、佐賀県武雄市や東京都港区など17自治体の公立小中学校282校。このうち、福島県南相馬市、静岡県藤枝市、大阪府池田市、兵庫県神河町、和歌山県かつらぎ町、岡山県新見市、佐賀県武雄市では、市内・町内全校への導入が予定されている。
2017年4月より3年間、約2,000台のPepperのほか、プログラミング教材、必要機材一式が無償で貸し出される。各校では、同プログラムのために開発されたカリキュラムに沿った授業でプログラミングを学習する。
また、各校のプログラミング授業内で児童・生徒が制作したPepperアプリケーションや関連する取組みについての発表会を自治体が行い、その中からもっとも優秀な取組みをSBGが表彰する大会も毎年2月に開催する予定だという。