メルセデスベンツ傘下のスマートは1月上旬、2016年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、新記録となる14万4479台。前年比は21%増と、2桁増を維持した。
大幅増を達成したのは、新型『フォーツー』と『フォーフォー』投入の効果による部分が大きい。2016年3月に発売した新型『フォーツーカブリオ』も支持を集める。
とくに、欧州でのスマート最大の市場、ドイツとイタリアで新型が人気。これに続いたのは、中国。2016年は、前年比60%増と大きく伸びた。
また、フォーツーはカーシェアリングの「car2go」で活躍。1万4200台以上のフォーツーが、car2goで使用されている。スマートによると、car2goが世界最大規模のカーシェアリングになるという。
スマートは、「2017年春、新型スマートのEVを投入する。スマートは内燃機関とEVの両方を同一車種に用意する、唯一の自動車メーカーになるだろう」とコメントしている。