札幌市電の運賃値上げ、4月1日実施へ…運輸審議会が答申

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札幌市電の運賃は4月1日に値上げされる予定。普通運賃は現在の170円より30円高い200円に変わる。
  • 札幌市電の運賃は4月1日に値上げされる予定。普通運賃は現在の170円より30円高い200円に変わる。
  • 札幌市電では車両の老朽化対策などで維持費用の増加が見込まれていることから値上げが申請された。

国土交通大臣の諮問機関である運輸審議会(運審)は1月17日、札幌市が申請していた市電の旅客運賃の上限変更について「認可することが適当」と答申した。これを受けて国交相は、近日中に札幌市の申請を認可する見込み。4月1日から値上げされる。

札幌市電は一条線・山鼻西線・山鼻線・都心線で構成される、計8.9kmの路面電車の路線。車両の老朽化対策などで維持費用の増加が見込まれており、札幌市は「(経営安定化や利便性の維持・向上を図るためには)運賃として利用者の方々にご負担いただくことが必要」などとして、2016年11月に運賃の変更を申請していた。

札幌市は認可を受け、4月1日に市電運賃の変更を実施する方針。普通旅客運賃(大人)は今より30円高い200円に変わる。定期旅客運賃は大人・通勤・1カ月の場合、490円値上げの8040円になる。

《草町義和》

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