日産自動車は1月13日、欧州で初となる自動運転車の公道実験を、英国ロンドンで行うと発表した。
日産は、「日産インテリジェント・ドライビング」を掲げる。日産は車線逸脱警報、車線逸脱防止支援システム、エマージェンシーブレーキなどの「セーフティ・シールド」技術により、この分野をリードしてきた。今後は自動運転技術を主要車種に投入していくことで、そのリーダーシップをさらに推し進める。
日産は2020年までに欧州、米国、日本、中国向けの複数車種に自動運転技術を搭載する予定。同技術は各市場における主要モデルに搭載予定。欧州では、最初にSUVの『キャシュカイ』に、この技術を採用する予定。
これに先駆け、英国ロンドンにおいて、欧州で初となる自動運転車の公道実験を2月から開始する。市街地という走行環境において、自動運転技術の性能を確認していく。