トヨタのインド販売、6.2%減の14万台 2016年

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トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は1月上旬、2016年の新車販売の結果を公表した。総販売台数(輸出を含む)は14万6016台。前年比は6.2%減だった。

また、12月のインド新車販売台数は1万4093台(輸出を含む)。前年同月比は29%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

12月実績の1万4093台の内訳は、インド国内販売分が1万2747台。前年同月比は22%増と、2か月連続のプラスとなった。

車種別実績では、2016年5月に発売した新型ミニバンの『イノーバ クリスタ』が好調。8月にガソリン車を追加したこともあり、前年比65%増と人気が続く。また、SUVの『フォーチュナー』も、新型が前年比174%増と人気に。

また、TKMは2012年4月から、現地生産車の『エティオス』シリーズの海外向け輸出を開始。12月はこのエティオスを、1346台輸出した。前年同月に対して、3倍と大きく増え、2か月連続の前年超え。

TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「2017年はインド市場がさらに成長することを期待したい」と述べている。

《森脇稔》

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