ホンダの中国法人は1月上旬、2016年の中国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、過去最高の124万7713台。前年比は24%増と、2桁増を達成した。
ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開。2016年実績は、東風ホンダが前年比47.4%増の59万5707台。広汽ホンダは8.3%増の65万2006台。
広汽ホンダでは、『フィット』が、前年比6.7%増の11万4818台。『アコード』は13万4821台にとどまり、前年比は4.1%減と落ち込む。『オデッセイ』も4.7%減の4万4058台と後退。2014年秋に投入された『ヴェゼル』は、45.5%増の16万8373台と、大きく伸びた。
東風ホンダでは、『CR-V』が前年比11.1%増の18万7133台と好調。ヴェゼルの東風ホンダ版、『XR-V』は、48.8%増の16万5358台と大幅増。『シビック』は新型投入により、前年のおよそ2.6倍の9万0507台と売れている。
ホンダの2016年の中国新車販売は、2年連続の100万台超えとともに、過去最高を記録している。