トヨタ自動車の中国法人は1月6日、2016年の中国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、過去最高の121万4200台。前年比は8.2%増だった。
中国では2015年10月から、小型車に対する減税を開始。この効果で、2014年夏にモデルチェンジした主力セダン、『カローラ』をはじめ、兄弟車の『レビン』など、減税対象の排気量1.6リットル以下のモデルを中心に、販売を伸ばした。
トヨタの中国合弁には、第一汽車との一汽豊田、広州汽車との広汽豊田の2社がある。
トヨタの2015年中国実績は、前年比8.7%増の112万2500台。2年連続で100万台の大台に届き、記録を更新していた。
2016年実績は、3年連続での100万台超えとなり、過去最高。2016年目標の115万台も、上回る結果になった。