ウェブと車との連携アプリ、サービスを考えよう…ハッカソン参加者募集中 1月28-29日開催

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W3C TPAC2015で公開された、策定中のW3C Vehicle APIを試験実装したトヨタ『プリウス』によるデモ画像。
  • W3C TPAC2015で公開された、策定中のW3C Vehicle APIを試験実装したトヨタ『プリウス』によるデモ画像。
  • ハッカソン2017のシステム概念

インターネットとつながるクルマが増えつつある。車とウェブ技術とを連携する取組みに期待が高まっていることから、「Webとクルマのハッカソン2017」が1月28~29日に開催される。参加者を募集中だ。

このハッカソンでは、自動車の走行状態に関するデータ(車速、アクセル、ブレーキ、エンジン回転数、オドメータ、ハンドル角度、燃費、車両位置、ドア状態、加速度、など)を利用したウェブアプリの開発を競う予定だ。また、運転中のドライバーの生体情報も利用できるよう、検討中だという。

Webとクルマのハッカソン2017
●テーマ:コネクテッド・カー時代におけるWebと車の連携アプリ/サービスを創発しよう!
●主催:Webとクルマのハッカソン実行委員会
事務局:KDDI総合研究所
●開催日時(2日間):2017年
1月28日 9時30分~20時00分
1月29日 9時30分~18時00分
懇親会:1月29日18時00分~19時00分
●会場:住友不動産飯田橋駅前ビル12階会議室
東京都千代田区飯田橋3-8-5

参加者募集要項
●募集人数80名程度
-- 個人での応募、またはチーム(5名以内)での応募のいずれかが可能。
-- 個人応募者は主催者側でチーム分け(1チーム5名程度)を行なう予定。
-- チーム応募が5名に満たない場合、主催者側の判断で個人応募者をチームへ追加することがある。
●参加資格:未来のクルマ社会、ウェブ技術、コネクテッドカーなどに関心があり、HTML、CSS、JavaScriptを使ってウェブアプリケーション開発に携わったことがあるウェブ開発者およびウェブデザイナー。年齢は18歳以上。
●参加費:無料
●応募方法:ネットのエントリーフォームから。
http://rp.kddi-research.jp/hackathon応募締切:2017年1月16日
先着順に受け付け、定員になり次第終了する。

●開発環境:W3C Vehicle API Polyfill……標準化団体のW3Cが、自動車の各種走行情報をウェブアプリケーションから利用するためのインターフェース仕様である W3C Vehicle APIを策定中だ。このハッカソンではW3C Vehicle APIを利用するためのPolyfill(JavaScriptライブラリ)が提供される。

●表彰
最優秀賞(1チーム):賞20万円相当
優秀賞(1チーム):賞10万円相当
●審査:開発アプリの先進性、独創性、完成度、車両情報やWeb技術の効果的活用度などの観点から、審査委員が評価する。
●審査委員
委員長:中村修(慶應義塾大学環境情報学部教授、W3C/Keio サイトマネージャ)
委員:
村松寿郎(日産自動車電子技術・システム技術開発本部コネクティドカー&サービス開発部テレマティクス開発グループ主管)
野辺継男(インテル戦略企画室ダイレクタ兼名古屋大学客員准教授)
羽田野太巳(ニューフォリア取締役最高技術責任者)
ほか自動車メーカ、サプライヤー関係者など調整中。

《高木啓》

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