欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンが2017年3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー17でワールドプレミアする新型車、『アーテオン』(ARTEON)。同車の開発プロトタイプ車両が公開された。
アーテオンは、『パサート』の上に位置する4ドアサルーンとして開発中。フォルクスワーゲンによると、アッパーミドルクラスにおいて、エモーショナル性を重視したモデルになるという。
また、アーテオンには、フォルクスワーゲンの新たなデザイン言語を導入。フロントグリルのバーは、立体的なLEDヘッドライトへと続き、新しい表情を作り出す。ボディサイドには、フレームレスのウィンドウを採用。テールゲートは大きな開口部を備えており、大容量の荷物スペースへのアクセス性を引き上げた。
12月20日、フォルクスワーゲンは公式サイトを通じて、アーテオンの開発プロトタイプ車両の姿を公開。ボディ全体がカモフラージュで覆われているものの、アーテオンの4ドアクーペシルエットが確認できる。