【トヨタ コースター 新型】増井専務「一気通貫の体制に手応え」…CVカンパニーで初の全面改良車

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増井専務 《撮影 池原照雄》
  • 増井専務 《撮影 池原照雄》
  • 新型コースターと開発責任者の山川雅弘主査 《撮影 池原照雄》

トヨタ自動車は12月23日、マイクロバス『コースター』の新型車を発表した。1月23日に発売し、国内ではトヨタ店系列扱いで、月間160台の販売を計画している。

コースターの全面改良は1993年以来、24年ぶりとなる。新型車は室内を広くするとともに静粛性を高め、快適な室内空間への改良に力点を置いた。また、横滑り防止装置のVSCをこのクラスでは国内で初採用するなど、安全性能も高めている。

トヨタは2016年4月に車両サイズなどによる社内分社制を導入し、商用車やミニバンの一部などは「CVカンパニー」が担当する体制となった。同カンパニーの増井敬二プレジデント(トヨタ専務役員)は同日の発表会見で、「われわれのカンパニー初のフルモデルチェンジとして投入することができた。引き続き一気通貫の体制でタイムリーに商品強化を図っていきたい」と述べた。

カンパニー制導入の成果については「機能別の組織間にあった壁をなくしたので、開発過程での問題にも迅速に対応できている。明らかに手応えを感じている」と、評価した。

《池原照雄》

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