ドイツの高級車メーカー、BMWグループは12月中旬、1~11月の電動車両(EVおよびプラグインハイブリッド車)の世界新車販売が5万4857台に到達した、と発表した。
BMWグループの電動車両には、「i」ブランドのEVおよびプラグインハイブリッド車(PHV)の『i3』と、PHVスポーツカーの『i8』がある。
また、BMWブランドでは、『2シリーズ アクティブ ツアラー』、『3シリーズ』、『5シリーズ』、『7シリーズ』、『X5』などに、プラグインハイブリッド車(PHV)の「iPerformance」をラインナップしている。
11月は、これらの革新的モデルの販売がとくに好調。例えばオランダで販売されたBMWの3台に1台以上が電動モデル。ノルウェーでは全メーカーの全車種の中で、i3が最量販モデルに君臨する。
BMWグループのイアン・ロバートソン営業およびマーケティング担当取締役は、「EVを代替駆動モデルの候補として、積極的に支援する市場が急速に成長しているのは明らか。電動モデルの追加はBMWグループの成長に大きく貢献しており、該当するセグメントは月を追うごとに伸びている」と述べている。