三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは12月7日、米国IIHS(道路安全保険協会)の最新の安全性評価において、『アウトランダー』が最高評価の「2017トップセーフティピック+」を獲得した、と発表した。
IIHSの「トップセーフティピック」を獲得するには、前面衝突、側面衝突、追突想定、スモールオーバーラップ衝突、ロールオーバー(車両転覆)の各耐衝撃性能試験の全てにおいて、最高の「Good」となるのが条件。また、前面衝突予防評価において、「ベーシック」を獲得することも要求される。
さらに上の「トップセーフティピック+」を受賞するには、トップセーフティピックの耐衝撃性能試験での最高評価とともに、前面衝突予防評価で「アドバンスド」、「スーペリア」のいずれかの獲得が必要になる。また2016年からは、ヘッドライト性能評価が導入され、「Good」、「Acceptable」のいずれかの獲得も必要。
アウトランダーの米国仕様には、前面衝突回避システム、歩行者検知システム、車線逸脱警告、アダプティブクルーズコントロールなどの安全装備を用意する。
今回の受賞を受けて、三菱モータースノースアメリカのDon Swearingen上級副社長兼COOは、「我々は安全性にコミットし、顧客にとって最高の価値を提供している」とコメントしている。