トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は12月上旬、2017年1月販売分からインド国内で値上げを行うと発表した。
今回の値上げは、鉄やアルミ、銅、ゴムなどの素材価格が、過去6か月で上昇したことを受けての対応。為替相場の変動の影響も、値上げの理由となる。
車両価格の引き上げは、2017年1月1日販売分から適用される予定。値上げの幅は、最大で3%となる。
TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「これまで、素材価格の上昇分を社内で吸収し、車両価格の値上げを抑えてきた。今回の値上げは、やむを得ないもの」と述べている。