【フェラーリ J50】スパイダーは日本で人気のモデル

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フェラーリ史上初の日本向け限定モデル、『J50』は、「未来的」をテーマにデザインされたという。

そう話すのは、フェラーリ S.p.A、デザイン部門 シニア・バイスプレジデントのフラビオ・マンゾーニ氏だ。「このクルマのサイドラインは特徴的で、クルマを上下に分割しており、まるで宇宙船のような印象を与えるだろう」と述べる。

更に、エンジンベイがスケルトンになっていることも特徴だとマンゾーニ氏。「エンジンはフェラーリにとって宝石のようなものだ。その宝石の周りを大事にデザインするということは、我々にとって重要なことだ」という。

その一方でルーフがないデザインは、「1950年代のフェラーリのバルケッタに敬意を表したデザインだ。シート後ろには二つの盛り上がりがあり、それがそのままシートにつながっている。この一体化したデザインが特徴だ」と説明。

では、なぜオープンタイプを選んだのか。マンゾーニ氏は、「日本市場においてもアイコニックな『308GTS』からインスピレーションを得ていること」とし、もうひとつの理由について、フェラーリS.p.A、コマーシャル&マーケティング部門シニア・バイスプレジデントのエンリコ・ガリエラ氏は、日本市場ではスパイダーが好まれる傾向にあることを挙げる。「488ではクーペ、スパイダーのウエイティングリストを見ると、スパイダーの方が長く、こちらの方の需要がどんどん高まりつつある」とコメント。また、「ルーフがないオープンな形でドライブすることで8気筒の音が非常によく響くという効果もある」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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