トヨタ自動車の主力コンパクトカー、『ヴィッツ』(海外名:『ヤリス』)。同車に、走行性能を追求した高性能モデルが計画されていることが判明した。これは12月13日、トヨタモーターヨーロッパが明らかにしたもの。フィンランドのヘルシンキにおいて、2017年シーズンのWRC(世界ラリー選手権)参戦マシン、『ヤリスWRC』を初公開した際、「トヨタはホットハッチ市場に復帰する」と発表している。トヨタの新しいホットハッチは、ヴィッツをベースに開発。ヴィッツが属する欧州Bセグメントには、フォルクスワーゲン『ポロ GTI』や、ルノー『ルーテシア R.S.』などのホットハッチが存在しており、これらのライバルに対抗する。現時点では、予告スケッチが1点、公開されているのみ。欧州向けヴィッツの3ドアハッチバックをベースに、ヤリスWRCと共通イメージのカラーリングが施されているのが見て取れる。トヨタモーターヨーロッパは、「WRC参戦が、トヨタの市販車技術のさらなる向上に貢献するだろう。また、ヴィッツのラインナップが、パフォーマンス志向の新バージョンによって、拡大することにもつながる」とコメントしている。
HKS、『GRヤリス』専用の「カーボン・レーシングサクション」「コールドエアインテークキット」が前期・後期に対応 2025年9月2日 HKSがトヨタ・GRヤリス(GXPA16 2020年9月~)専用「カーボンレ…