京成電鉄は12月8日、京成線の駅に「多言語拡声装置」を導入したと発表した。異常発生時の訪日外国人客の誘導や案内の円滑化を図る。
発表によると、多言語拡声装置は災害や事故など状況に応じた案内や避難誘導、注意喚起の文言を日本語・英語・中国語・韓国語で収録。タッチ操作で各国語による自動音声が繰り返し放送される。通常の拡声マイクとして使用することもできる。
導入駅は、成田スカイアクセスの東松戸・新鎌ヶ谷・千葉ニュータウン中央・印旛日本医大4駅を除く京成線の全65駅。京成電鉄は「本装置を導入することで、訪日外国人のお客さまに対して、異常時におけるご案内・誘導がよりスピーディで正確なります」としている。