東京駅の丸の内駅前広場、完成を2017年冬に延期…歩行者空間は5月末

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丸の内駅前広場の完成イメージ。全体の完成は2017年冬に延期されるが、中央部の歩行者空間は2017年5月の使用開始を目指す。
  • 丸の内駅前広場の完成イメージ。全体の完成は2017年冬に延期されるが、中央部の歩行者空間は2017年5月の使用開始を目指す。
  • 東京駅の丸の内駅舎。2012年には戦前の姿に復元された。駅前広場も大きく変わる。

JR東日本は12月8日、東京駅(東京都千代田区)の丸の内駅前広場の整備について、完成予定時期を変更すると発表した。当初の計画より延期し、2017年冬の完成を目指す。

丸の内駅前広場は、中央部に大規模な歩行者空間、その両側に交通広場を設ける工事が2014年8月から始まった。今回の発表によると、当初は2017年春の完成を予定していたが、地中埋設物の処理に伴い工事方法の変更などを行ったため、完成予定時期を2017年冬に変更するという。

ただし、広場中央部の歩行者空間は全体の完成に先立ち、2017年5月末の使用開始を目指す。この歩行者空間は、これまで「都市の広場」と仮称されてきたが、「丸の内中央広場」を正式名称にすることが今回発表された。

《草町義和》

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