パシフィコ横浜にて12月4日におこなわれた『ヨコハマ・ホットロッドカスタムショー』。その会場で、強い存在感を放っていたのが、昨今のカスタムトレンドとなっている「クラブスタイル」だ。アメリカ西海岸に端を発するカスタムで、1982年から94年までのハーレーダビッドソン『FXR』、あるいは91年以降の「ダイナ」モデルをベースにフェアリングやトールバーを備え、走りのために足まわりやエンジンをモディファイしてあるのが主な特徴。クラブとは、アメリカのモーターサイクルクラブを意味し、彼らは背中に大きなパッチを貼り、より速く、より遠くへとハイウェイを縦横無尽に走る。彼らが選ぶのは、高剛性のメインフレームを持ち、当時から米国では最高のハンドリングと評価の高かったFXR系。そして大排気量Vツインを搭載しつつも、スポーティな走りを実現するダイナファミリーとなる。ベースモデルが積むエボリューションエンジンを排気量アップしたり、最新式のツインカムモーターにスワップしてしまうのもトレンド。また、カラーリングもじつに手が込んだものが多い。そんなクラブスタイルも日本でしっかり定着しつつあることが、ホットロッドカスタムショーでは見てとれた。センス良く仕上がった、クラブスタイルのハーレーたちを見ていただきたい。
新型ハーレー『ブレイクアウト』&『ローライダー ST』に、SNSでは「更にカッコ良くなってきた」「奥さんの説得頑張るか」など反響 2025年7月10日 ハーレーダビッドソンジャパンは7月3日、2025年モデルに加わる…