【ロサンゼルスモーターショー16】MINI クロスオーバー 新型、ゴーカート感覚の走り追求

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BMWグループのMINIが11月中旬、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー16で初公開した新型MINI『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)。MINIならではの「ゴーカート」感覚のハンドリングが追求されている。

新型MINIクロスオーバーでは、シングルピボットストラット式フロントアクスルと、マルチリンク式リアアクスルを最適にチューニングし、高品質なシャーシを実現。MINIによると、これが正確なハンドリング特性と、最大の機敏性を生む大きな原動力となるという。

さらに新型では、電動のサーボトロニックステアリング機能、強力なブレーキ、走行安定性制御システムの「DSC」を搭載。「クーパー」グレードでは、16インチの軽量ホイールが標準。その他のモデルでは、17インチの軽量ホイールが装備される。特別仕様プログラムでは、19インチの軽量ホイールが選択可能。

また、オプションで「ダイナミック・ダンパー・コントロール」を用意。これは電動ダンパーで、オプションのMINIドライビングモードを通して、2つのマップ特性が有効化されるシステム。

セレクターまたはパドルシフトの付近のロータリースイッチで、MID、SPORT、GREENの3つの車両モードを切り替える。この車両調整では、アクセルペダル特性とステアリング特性、オペレーションモードが変化する。さらにステップトロニック付きトランスミッションのモーター音やギア特性も、最適なものへと変化する。

《森脇稔》

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