スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは12月1日、11月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、11月の新記録の5万1308台。前年同月比は11.4%増と、60か月連続で前年実績を上回った。
牽引役を果たしたのは、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)。11月実績は、11月の新記録の1万7769台で、前年同月比は35.9%増と、10か月連続で増加した。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は5814台。前年同月比は21.9%増と、2か月連続のプラス。
SUVの『フォレスター』は、1万4596台を販売。前年同月比は6.9%増と、4か月連続で増加した。フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、40か月連続。
2012年9月に発売された『クロストレック』(日本名:『XV』)は、11月の新記録の8271台を販売。前年同月比は21.9%増と、3か月連続で前年実績を上回った。
また、『WRX』シリーズは11月、『WRX STI』を含めて、2591台を販売。前年同月比は、4.4%増と5か月ぶりの前年超え。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は11月、2032台を販売。前年同月比は58.7%減と、6か月連続で前年実績を下回る。
スバルの2015年米国新車販売は、過去最高の58万2675台。前年比は13.4%増と、7年連続で前年実績を上回った。2016年1-11月は、前年同期比4.9%増の55万1955台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「60か月連続の前年超えは、米国市場に進出している自動車メーカーで最長」と述べている。