愛知県警高速隊など、刈谷ハイウェイオアシスで交通安全の呼びかけを行う。

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刈谷ハイウェイオアシスで交通安全の呼びかけ。
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12月2日、愛知県警高速道路交通警察隊と愛知県高速道路交通安全協議会は、刈谷ハイウェイオアシスで交通安全の呼びかけを行った。、

愛知県は複数の自動車メーカーが拠点を構え、関連企業も多い県であることに加え、県内交通の多くを自動車に依存している県でもある。また日本列島の中央部に位置するため、県内交通のみならず、国内の自動車での物流においても、愛知県を通過せずに東日本と西日本の往来は難しい。

そんな愛知県、自動車の保有台数も多いうえに大都市部も擁することなどもあり、交通死亡事故件数においては全国ワースト1位となっている。この状況を食い止めようと、愛知県高速道路交通安全協議会と愛知県警高速道路交通警察隊は、刈谷ハイウェイオアシスで交通安全の呼びかけを行った。

刈谷ハイウェイオアシスは伊勢湾岸自動車道の刈谷パーキングエリアに接し、一般道からもアクセスできるレジャー施設で、道路施設としてではなく、レジャースポットとしても全国有数の集客を誇る施設だ。

三菱『GTO』のパトカーの展示などもあり、通りがかった高速道路の利用者も早くから記念撮影などをしていた。開会式の中で、中日本高速道路の取り組みなども報告され「様々な課題がある中で、逆走の問題に関しては、侵入できないよう、バーの設置を強化しています」と事例が紹介された。またちょうどこの日は「笹子トンネル崩落事故」の発生した日。「中日本高速道路にとって、安全という面で忘れることのできない日。常に緊張感をもって、安全でドライバーの方に安心して走行していただけるように努めていきたい」とのコメントした。

また現役の女性トラックドライバー「トラガール」による安全宣言も発表され、乗車前の積み荷の確認、積載量をはじめ、交通法規の順守を宣誓していた。

「県内の自動車の保有台数が多いとはいえ、本来死亡事故はあってはならないこと。減らすのではなく、目指すところは『ゼロにする』以外有り得ない。まずこれを私たちがしっかりと一人でも多くのドライバーに伝え、とかく交通事故が増える年末年始を前に、もう一度、安全意識をみんなで改めていくきっかけにしてもらいたい」と参加者は話す。「交通安全は一人の力ではどうしようもない。飲酒も、冬のすべり止めのないクルマでも、『大丈夫だろう』という安易な判断が皆に迷惑をかけ、取り返しのつかないことにつながるのです。伝えなければならないことは多いですが、しっかり呼び掛けていきたい」

冬タイヤの早期装着の呼びかけはもちろん、タイヤ点検など、日常的な安全点検の啓発も実施。刈谷市初の天然温泉も併設されるハイウェイオアシスだが、タオルやティッシュなどと一緒に、交通安全を呼びかけるチラシなども同封された交通安全バックの配布も行われ、多くの人が足を止めていた。

《中込健太郎》

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