JR東海にリニア整備費用5000億円を融資---全線開通を8年前倒し

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鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、東海旅客鉄道(JR東海)から申請のあったリニア中央新幹線を建設するための整備費用を融資することを決定、貸付契約を締結した。鉄道建設・運輸施設整備支援機構が24日、明らかにした。

契約締結を受けてリニア新幹線の建設主体であるJR東海に長期、固定、低利で貸付を行う。これによってJR東海は経営リスクを低減、2027年開業予定の品川~名古屋間に連続して名古屋~大阪間の工事に着手、全線開業までの期間を最大8年間前倒しする。

今回の貸付は5000億円で11月29日に融資する。財政投融資資金貸付金利は0.6%で全期間固定。弁財期限は2055年11月29日で、返済は2046年5月まで据え置きとし、その後は元金均等返済となる。

《レスポンス編集部》

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