西武秩父駅が「墨色」に 2017年3月リニューアル

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リニューアル後の西武秩父駅のイメージ。2017年3月に完成する予定。
  • リニューアル後の西武秩父駅のイメージ。2017年3月に完成する予定。
  • 隣接する温泉施設にあわせて外観は墨色をベースにする。
  • 改札外コンコースのイメージ。行燈型照明などを設ける。
  • 改札内コンコースのイメージ。こちらも格子天井や行燈型照明で装飾する。
  • 跨線橋のイメージ。
  • 特急ホームのイメージ。
  • 特急改札口は門型ゲートを設ける。

西武鉄道は11月24日、西武秩父駅(埼玉県秩父市)で進めている同駅のリニューアル工事について、2017年3月の完成を目指すと発表した。

発表によると、駅の隣に整備される複合型温泉施設「西武秩父駅前温泉 祭の湯」(2017年春オープン予定)と同じ墨色をベースにした外観とし、ガラス面の格子は「秩父の風景・文化が織り成すイメージ」を表現する。

改札外コンコースは柱や梁(はり)の色を茶色に。必要に応じて絵柄を変えることができる行燈(あんどん)型照明などを設ける。改札内コンコースも格子天井と行燈型照明により「風格のある空間」を演出するという。特急改札口は門型ゲートを設けて高級感や特別間を演出する。このほか、改札内にある待合室を拡大し、改札外にも新しい待合室を設置する

西武秩父駅は1969年10月、西武秩父線の終点駅として開業。西武は同駅のリニューアルにより「秩父エリアのブランド力向上」をはかるとしている。

《草町義和》

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