三菱自動車が11月上旬、国土交通省に届け出た『RVR』のリコール(回収・無償修理)。このリコールが、米国に拡大した。
今回のリコールは、フロントワイパーモーターの不具合が原因。フロントデッキ部の防水構造が不適切なため、フロントデッキガーニッシュとウインドシールドガラスの間から伝った水が、モーターの内部に浸入する可能性がある。
そして、モーター内部が腐食に至るケースも。そのため、最悪の場合、ワイパーモーターが作動しなくなるおそれがあるというもの。
三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは、同様の不具合を米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)に届け出。米国では2011‐2015年モデルの9万4534台が、リコールの対象に。
三菱モータースノースアメリカは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、ワイパーモーターを対策品と交換するリコール作業を行う。