JR東中神駅の線路上に鉄骨が出現…赤い屋根の現駅舎は2017年春解体

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JR青梅線 東中神駅(2016年11月時)
  • JR青梅線 東中神駅(2016年11月時)
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東京都昭島市、白壁に赤い瓦屋根の小さな地上駅舎が、2階建て鉄骨に飲み込まれようとしている。JR青梅線、東中神駅の「自由通路・橋上駅舎新築工事」だ。11月現在、南口ロータリーは工事用現場囲いで閉鎖され、同駅ホーム直上に2階建て鉄骨が出現し始めた。

青梅線で立川駅から2つめの駅、東中神駅は、1942(昭和17)年に開業。週末などはネッツ多摩昭島スタジアム(昭島市民球場)や昭和公園へ向かう客、夏は国営昭和記念公園レインボープールに行く人たちでにぎわう。

駅周辺は、地上に敷かれた青梅線の複線線路でその南北が分かれ、歩行者は駅の西側にある村山街道踏切などを伝って行き来している。

昭島市とJR東日本は今夏、同駅の自由通路と橋上駅舎新築工事に着手。市がすすめる同駅周辺地区都市再生整備計画にあわせ、線路を2階部分でまたぐ自由通路と、橋上駅舎を新築する。施工は東鉄工業(東京都新宿区)、鉄骨製作は三水鐵工(千葉県山武市)。

東中神駅の新しい駅舎・自由通路は、2017年3月に部分供用開始、全面供用開始は2018年3月。2017年3月の橋上駅舎供用開始にあわせ、現在の赤い屋根の駅舎(南口)は解体する。北口にある自転車駐輪場エリアも、ブラック調の新駅舎設置スペースに。

大きい屋根、広い窓で構成された新駅舎・自由通路は、断熱性に優れた屋根材、風通しをよくするアルミルーバー、省電力性のあるLED照明などを採用する。

《レスポンス編集部》

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