東京メトロ、方南町支線の駅番号を変更…丸ノ内「本線」と区別

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方南町支線各駅の駅ナンバリング。「m」から「Mb」に変わる。
  • 方南町支線各駅の駅ナンバリング。「m」から「Mb」に変わる。
  • 方南町支線各駅の駅ナンバリング。「m」から「Mb」に変わる。

東京地下鉄(東京メトロ)は11月4日、丸ノ内線方南町支線の駅番号制(駅ナンバリング)を変更すると発表した。丸ノ内線の「本線」と区別がつきやすいようにする。

丸ノ内線は、池袋(東京都豊島区)~荻窪(杉並区)間24.2kmを結ぶ「本線」と、中野坂上(中野区)~方南町(杉並区)間3.2kmを結ぶ方南町支線で構成される東京メトロの地下鉄路線。駅ナンバリングのアルファベットは「M」だが、方南町支線は小文字の「m」となっている。

東京メトロの発表によると、方南町支線のアルファベットを現在の「m」から「Mb」に変更し、「エムビー」と発音する。「b」は分岐線(branch line)の頭文字。これにより発音上も「M」一文字の「本線」と区別できるようになり、訪日外国人旅行者に分かりやすくなるという。アルファベットに続く数字は変更せず、中野新橋駅が「Mb05」、中野富士見町駅が「Mb04」、方南町駅が「Mb03」になる。

変更は段階的に行われる予定で、まず案内サインや丸ノ内線の車内ディスプレイ・自動放送を11月中旬から順次変更。自動券売機は2017年2月から順次変更される予定だ。

《草町義和》

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