三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H-IIAロケット31号機による静止気象衛星「ひまわり9号」の打ち上げが成功したと発表した。
種子島宇宙センターから11月2日15時20分00秒(日本標準時)に、静止気象衛星「ひまわり9号」を搭載したH-IIAロケット31号機を打ち上げた。ロケット打ち上げ時の天候は晴れ、北東の風(6.1m/s)、気温21.3度だった。
ロケットは計画通り飛行し、打ち上げ後約27分51秒、「ひまわり9号」を正常に分離し、軌道上に投入した。
「ひまわり9号」は、現在運用されている「ひまわり8号」のバックアップ用として軌道上に配備される。観測が途切れないように軌道上で待機し、2022年に「ひまわり8号」と交代して観測を始める予定。