国土交通省は、道路上にステーションを設置し、カーシェアリングの有用性の分析・検討する全国初の社会実験を実施、10月28日より参加者の公募を開始した。
国交省では、道路空間を活用した交通モード間の接続(モーダルコネクト)を強化する取組みとして、カーシェアリングとの連携により、公共交通の利用促進などを目指す施策について検討を進めている。
今回、この取組みの一つとして、地下鉄大手町駅(東京都千代田区)の出入り口に近接し、乗換え利便性の高い国道1号(永代通り)の道路上に、小型モビリティ(原付など)によるカーシェアリング用ステーションを設置。同ステーションを活用して、道路上におけるカーシェアリングの有用性の分析・検証などを行う社会実験を実施する。
実施期間は12月下旬から2017年12月下旬の約1年間を予定。実験参加者は企業・団体が対象で実験使用車両は参加者持ち込みとなる。募集期間は11月17日まで。