GSユアサは、同社のアイドリングストップ(IS)車用鉛蓄電池の最新モデル「S-95」「K-42」が、日産の新型『セレナ』に採用されたと発表した。
新型セレナは、最新の運転支援システム「プロパイロット」を採用するとともに、4代目セレナから引き続き「S-HYBRID」(スマートシンプルハイブリッド)システムを搭載。S-HYBRIDシステムは、最適な鉛蓄電池を用いることで減速回生エネルギーを受け入れ、長時間のISやモーターによるトルクアシストが可能となり、車両の燃費を向上できる。
GSユアサは2009年に初めてIS車用鉛蓄電池を市場に投入。以降も継続的に開発を進め、今回、採用された最新モデル「S-95」「K-42」では、従来の始動用鉛蓄電池と比べて回生充電受入性能を約3倍、耐久性能を約4倍に向上させている。今回、GSユアサのIS車用鉛蓄電池がS-HYBRIDシステムの高度なエネルギーマネジメントに最適と評価され、採用された。