航空自衛隊、空軍参謀招へい行事では地上展示と飛行展示も実施[写真蔵]

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「各国の空軍参謀にXC-2を見てもらうための行事」であり、主役はもちろんXC-2となる。
  • 「各国の空軍参謀にXC-2を見てもらうための行事」であり、主役はもちろんXC-2となる。
  • 報道陣に対しての機内公開は行われなかった。機内の様子は遠目に眺めるのみ。
  • 操縦席にはヘッドアップディスプレイが装備されている。
  • 地上展示用の機体は試作初号機。紅白のテストカラーが目立つ。
  • 試作機の機体(ボディ)は今年に入ってから量産型と同じものに換装されている。
  • 手前からXC-2、C-1、YS-11と国産機が並ぶ。ここにMRJがいれば完璧だった。
  • 量産型の迷彩は空に溶け込むようなものとなっている。
  • 入間基地の主役はC-1輸送機。

航空自衛隊が主催し、13日に入間基地で開かれた「空軍参謀招へい行事」では、国産機を中心に地上展示を行ったほか、航空自衛隊の保有機による飛行展示も実施している。

地上展示ではXC-2やC-1、YS-11などの輸送機を屋外に。格納庫内では練習機のT-4やT-7、F-2戦闘機を展示した。

飛行展示で最も注目を集めたのはC-1輸送機。今となっては退役も間近に迫った古い機体だが、それを感じさせない高速度進入からの急上昇と直角ターン。減速能力をフルに発揮した極短距離停止などは観覧していた各国の空軍参謀も非常に驚き、惜しみない拍手を送っていた。

《石田真一》

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