元フィスカー会長、新型EV開発中…最大645km走行可能

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ヘンリック・フィスカー氏のフィスカーIncが開発中の新型EVの予告イメージ
  • ヘンリック・フィスカー氏のフィスカーIncが開発中の新型EVの予告イメージ

フィスカーオートモーティブの元会長、ヘンリック・フィスカー氏。同氏が立ち上げた新たな電動車両の開発プロジェクトに関して、最初の予告イメージが公開された。

これは10月20日、ヘンリック・フィスカー氏が自身のFacebookページで明らかにしたもの。フィスカー氏が手がける新型EVの最初の予告イメージを配信している。

ヘンリック・フィスカー氏といえば、フィスカーオートモーティブの創業者であり、プラグインハイブリッドスポーツカー、『カルマ』のデザイナーとしても知られる。以前は、BMWで『Z8』、アストンマーチンで『DB9』/『V8ヴァンテージ』のデザインを担当した。

2013年3月、同氏はフィスカーオートモーティブの会長を辞任。ヘンリック・フィスカー会長は、資金不足によるカルマの生産停止を解消しようと、中国企業からの出資交渉を進めていた。しかし、他の取締役との間で、意見の相違があったため、会長職を辞し、フィスカーを去った。

そんなヘンリック・フィスカー氏だが、10月上旬、新会社のフィスカーIncの立ち上げを発表。そして今回、新型EVの最初の予告イメージを公開した。4ドアボディのサイドドアが、上方に開くスタイルが確認できる。

ヘンリック・フィスカー氏は、「カーボンファイバーとアルミの複合ボディを採用。1回の充電で、最大645km走行できる」と、新型EVの性能の一部を明らかにしている。

《森脇稔》

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