メルセデス、新エンジン工場建設で最終合意…ポーランド初

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メルセデスベンツ・マニュファクチャリング・ポーランドのCEOに就任するAndreas Schenkel氏
  • メルセデスベンツ・マニュファクチャリング・ポーランドのCEOに就任するAndreas Schenkel氏

ドイツの自動車大手、ダイムラーは10月13日、ポーランドにメルセデスベンツ乗用車のエンジン工場を建設することで、最終合意に達したと発表した。

ダイムラーは新工場の建設に、第一段階として、およそ5億ユーロを投資する計画。メルセデスベンツ乗用車ブランドにとっては、ポーランドで最初の工場になる。

新工場は、2019年に稼働する予定。メルセデスベンツ乗用車向けの4気筒ガソリンおよびディーゼルエンジンを生産する。なお新工場は、ポーランド西部のヴロツワフから、西に約70kmに位置するJaworに立地。

今回ダイムラーは、現地パートナーと共同で、ポーランドに新会社の「メルセデスベンツ・マニュファクチャリング・ポーランド」を設立。同社のCEOには、Andreas Schenkel氏が就任した。

ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車の生産・サプライヤーチェーン担当、マルクス・シェーファー取締役は、「ポーランドの新エンジン工場は、グローバル規模でのパワートレイン生産の拡大を反映するもの」と述べている。

《森脇稔》

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