ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは10月上旬、9月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1万2813台。前年同月比は12.9%減と、5か月連続で前年実績を下回った。
セダン系では、スポーツセダンの『TLX』が、2908台を販売。前年同月比は38.8%減と、6か月連続のマイナス。『ILX』は916台を売り上げ、前年同月比は43.2%減と5か月連続で減少。最上級車の『RLX』は102台にとどまり、前年同月比は41.4%減と、マイナス傾向。
SUVでは、大幅改良を受けた2017年モデルを投入した『MDX』が、4930台。前年同月比は14.3%増と、2か月連続で前年実績を上回る。『RDX』は3919台。前年同月比は1.8%増と、5か月ぶりに増加した。
アキュラの2016年1‐9月米国新車販売は、11万9727台。前年同期比は9.3%のマイナスだった。
アキュラ部門のジョン・イケダ副社長は、「改良を受けた2017年モデルのMDXが好評。アキュラの新デザインの方向性を示す最初のモデル」と述べている。