【新聞ウォッチ】高速道の110km/h、2017年度にも試行…東北道と新東名の一部区間

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新東名(イメージ)
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  • スバル・インプレッサ発表 《撮影 雪岡直樹》
  • スバル・インプレッサ発表 《撮影 雪岡直樹》

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年10月14日付

●出光・昭和シェル協議継続、創業家反対、来春合併を延期(読売・1面)

●プミポン国王死去、タイ在位70年、政治危機を仲裁、88歳(読売・1面)

●社説、自動運転車開発、国際標準の獲得へ官民連携で(読売・3面)

●インドネシアで販売会社を新設、三菱自動車中(朝日・8面)

●インプレッサ全面改良、スバル(朝日・8面)

●日産の三菱自株、10年超保有合意、資本業務提携で(毎日・7面)

●高速 時速110キロ試行、来年度にも、東北道・新東名の一部(産経・27面)

●連夜の完封広島王手 プロ野球クライマックス(東京・21面)

●0.0003%トヨタファイナンスの3年債、社債利回り過去最低(日経・1面)

●社説、トヨタ・スズキ提携と車の未来(日経・2面)

●始動トヨタ・スズキ提携、巨大連合世界標準狙う(日経・11面)

●ガソリン、4週ぶり上昇(日経・18面)

ひとくちコメント

高速道路の最高速度を現行の100km/hから110km/hへ試験的に引き上げる区間が決まった。警察庁が発表したもので、産経を除く各紙が13日の夕刊、産経はきょうの朝刊で取り上げている。

それによると、静岡県の新東名高速道路の新静岡~森掛川インターチェンジの50.5km区間と、岩手県の東北自動車道の花巻南-盛岡南インターチェンジの30.6km区間の上下線。いずれも事故率が低く、新東名は提言で示された144.7km区間のうち、3車線の割合が57%と多い上、高速隊による監視態勢が整っている区間が選ばれたそうだ。

2017年度にも試行を開始する。警察庁は試行開始後、少なくとも1年分のデータを収集・分析。安全対策なども含めて検証し、120km/hの区間の拡大や関越道、常磐道、東関東道、東名高速、九州道などへの導入の可否を判断し、上限速度を100km/hと定めた交通規制基準を変更する。

その後は、事故の発生状況や実際の走行速度に目立った変化がなければ、最終的に120km/hに引き上げられる可能性もあるという。

《福田俊之》

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