富士重工業(スバル)は10月13日、新型『インプレッサ』を25日に発売すると発表した。都内の本社で開いた発表会見で吉永泰之社長は、9月1日から行っていた先行予約が10月11日までに5883台になったと明らかにした。
月間の販売計画は2500台であり、その2か月分を上回る受注になった。吉永社長は「予定の2.5倍くらいの規模であり、本当に嬉しく思っている。半数が輸入車など他社からの乗り換えのお客様」と述べた。
新型インプレッサはハッチバックの「SPORT」とセダンの「G4」があり、先行予約では約8割がSPORTだった。今後も、これくらいの比率での販売になる見通しという。ただ、スバル車は国内外で品薄状態が続いており、吉永社長は国内でのインプレッサの納車も「2か月半から3か月お待ちいただくことになる」と、恐縮している。