【アルピーヌ ヴィジョン 日本公開】アルピーヌ ブランドは ルノースポール ブランドの次の一手

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アルピーヌ ヴィジョン
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アルピーヌは日本において、同社復活のために作成されたコンセプトカー、アルピーヌ『ヴィジョン』を公開した。これをベースにした市販車をヨーロッパでは2017年、日本では2018年上期に発売するという。

「アルピーヌはルノーグループの戦略的なブランドだ」と述べるのは同社マネージングディレクターのミハエル・ヴァン・デル・サンテー氏だ。

その位置づけは、「日本でも各国でも、ルノー・スポールはロードカーを含めて成功している。その次のステップとして、アルピーヌという豊かな歴史に則ったプレミアムスポーツカーで、その市場セグメントに打って出るのだ」とサンテー氏。ターゲットユーザーについて、「スポーツカーを愛しており、ハイパフォーマンスドライビングを知っている新しい顧客にもアプローチしたい」と話す。

そして、コンセプトモデル・ヴィジョンについては、「エレガンスと軽快感、そして本物感を併せ持つこのミッドエンジン2シータークーペは、まさにアルピーヌとしてのあらゆる特徴を備えている」とし、このヴィジョンのスタイルをベースに、「年末までに市販バージョンの発表が予定されている。市販車としてフランス、ディエップで製造される新型モデルは、2017年にまずヨーロッパで発売され、その後、2018年上期には日本でも発売が予定されている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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