【三菱 アウトランダーPHEV 試乗】日本のPHEVだからこそのアドバンテージがある…岩貞るみこ

試乗記 国産車
三菱 アウトランダーPHEV
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先端技術を満載させて登場してくるライバルを迎え撃つ、三菱『アウトランダーPHEV』である。いち早く登場したこともあり、インテリアには古さが否めない。

運転席でいちばん最初に目につくのは、大きなサイドブレーキレバーなのだが、ほかのPHEVたちがすでに電磁式で、指先でさわれる程度に小型化したパーキングブレーキスイッチになっているなかで、ものすごく違和感がある。がんばって未来的にデザインされ、小さくまとめられたシフトレバーとの対比は、新旧混在といった風情だ。

しかし、アウトランダーのアドバンテージは、そのちょうどいい日本サイズと、ためた電力をアウトプットできるところだろう。

停電したときに自力で電力をなんとかしたいというニーズは多い。そして、災害大国の日本では、そういう機会は頻発する可能性が高いのだ。外国勢がこのポイントをどうとらえてくるかはよくわからないけれど、日本のPHEVとしては、ここは絶対的なアドバンテージなので、ぜひ、今後も貫いていってもらいたい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家
イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に取材するほか、最近はノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。レスポンスでは、アラフィー女性ユーザー視点でのインプレを執筆。

《岩貞るみこ》

岩貞るみこ

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家 イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。レスポンスでは、女性ユーザーの本音で語るインプレを執筆するほか、コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。著書に「ハチ公物語」「しっぽをなくしたイルカ」「命をつなげ!ドクターヘリ」ほか多数。最新刊は「法律がわかる!桃太郎こども裁判」(すべて講談社)。

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