【Good-bye キャセイB747】窓2個分のトイレ…高度3万3000フィートの爽快感?

航空 テクノロジー
キャセイ747-400メインデッキ前方のトイレ
  • キャセイ747-400メインデッキ前方のトイレ
  • キャセイ747-400メインデッキ後方のトイレ
  • 一番前のドア直後の窓2個がトイレ
  • 画面左下、機体下部の小さなヒレが排水口。排水が凍結しないように保温されている。
  • キャセイ747旅客機ラストフライト(10月1日)

キャセイパシフィック航空は1日、同社が保有するボーイング「747」型旅客機による最後の商用飛行を、東京羽田発香港行きの「747-400」型で運航した。離陸前に、キャセイスタッフの案内による機体内外見学ツアーが実施された。

747には大型機ならではの特徴的な設備・装備がいくつかあり、キャセイ747-400では、そのひとつがトイレ。メインデッキ前方にあるトイレ・洗面所はファーストクラス、ビジネスクラス向けということで設備が充実しており、スペースも窓2つ分以上を占める。

説明スタッフは、航空機で窓があるトイレは珍しいという。「もちろんプライバシーは守られます」とスタッフはいうが、地上で駐機中ならともかく、上空で外から覗かれることはないだろう。

なお窓のあるトイレはながらく747だけの設備だったようだが、新型の「787」にも窓付きのトイレが設置されている(窓は1個)。ちなみに、キャセイ747-400では、洗面・手洗い後の水は飛行中に機外に排出されるが、トイレの汚水は地上で抜き取ることになっている。

《高木啓》

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