ドイツの高級車、メルセデスベンツ傘下のスマートが9月29日、フランスで開幕したパリモーターショー16で初公開した新型スマートのEV。同車は、ルノー日産とダイムラーの提携の最新の成果となる。パリモーターショー16で初公開されたのは、新型スマートのEV3車種。新型『フォーツー』、新型『フォーツーカブリオ』、新型『フォーフォー』の3車種に、EVの「エレクトリックドライブ」が設定された。新型スマートシリーズと新型ルノー『トゥインゴ』は、ダイムラーとルノー日産の共同プラットフォームをベースに開発した初のモデル。新型スマート フォーツーはフランスのダイムラー・ハンバッハ工場、新型スマート フォーフォーと新型ルノー トゥインゴは、スロバキアのルノー・ノボメスト工場で生産されている。EVの中核技術となる新開発モーターは、ルノーのクレオン工場で生産。バッテリー(二次電池)の生産は、ドイツ・カーメンツにあるダイムラーの子会社、ドイチェ アキュモーティブ社が担当する。スマートは、内燃機関と電池駆動の両パワートレインを全車種にラインアップする初のブランドになった。新型スマートシリーズと新型ルノートゥインゴの販売は、好調。これにより、ルノー日産とダイムラーは、プロジェクトのさらなる拡大を決定。今回のパリモーターショー16において、新型スマートのEV3車種の初公開が実現している。
【ヒョンデ コナ・マウナロア 新型試乗】オフロードな味わいが魅力、「このままハワイまで」とは言わないまでも…島崎七生人 2025年10月4日 もともとモデル名はハワイ島・西海岸エリアの地名に由来したも…