ホンダ、船外機 BF5 を31年ぶりフルモデルチェンジ

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4ストローク船外機 BF5
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ホンダは、小型4ストローク船外機「BF5」(5馬力)を31年ぶりに全面改良するとともに「BF6」(6馬力)を追加して11月9日に販売する。

新製品は、1.5リットルの大容量内蔵式燃料タンクの採用でクラス最長となる連続運転時間を実現する。別売りの外付け式燃料タンクを使用することで、さらなる長時間運転が可能となる。内蔵タンクと外付けタンクからの燃料供給の切り替えが簡単に行える専用コックを装備し、内蔵タンクを予備タンクとして使用することも可能。

オイルアラートの採用により、油圧が低下した際、油圧ランプの消灯とエンジン回転数を自動的に下げることで操船者へ異常を通知する。大型のキャリングハンドルと手を掛けやすいホールディンググリップの採用で、持ち運びや船体への取り付けも容易。

デジタルCDI採用による点火時期の最適制御と、デコンプ機構の採用により、リコイルスターターの引き荷重の低減と始動しやすさを両立する。エンジン停止スイッチはワンプッシュストップ機構の採用で、デジタルCDIがスパークプラグの火花を最適に制御、一度のボタン操作で確実にエンジンを停止させる。

クラスで唯一となるスイベル構造によって独自のラバーマウントを採用可能とし、防振効果を大幅に高めている。ハンドルに伝わる振動はアイドリング時から高速運転時までの全回転域で、船体に伝わる振動は特に高回転域での防振性を高め、クラストップレベルとなる低騒音とともに、上質で快適なクルージングを実現するとしている。

デザインは、コンパクトながら力強さを表現した存在感のある「クラウチング・シェイプ・フォルム」を採用した。

販売計画は両モデル合計で年間200台。価格はBF5D SHNJ(トランサム ショート仕様)が17万2800円、BF6A LHNJ(トランサム ロング仕様)が18万9430円

《レスポンス編集部》

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