住友ゴム工業は9月30日、パリモーターショー16で三菱自動車が初公開した『GT-PHEVコンセプト』に、ファルケン(FALKEN)のコンセプトタイヤが装着された、と発表した。
GT‐PHEVコンセプトは、次世代のSUVを提示した1台。PHEV(プラグインハイブリッド)システムは、次世代の大容量駆動用バッテリー、高出力・高効率のトリプルモーター、発電・動力性能を向上させたPHEV専用エンジンなどで構成。EVモード120km、総航続距離1200km以上の実用性と、力強い走りを両立した。
モーターは、フロントに1基、リアに2基のトリプルモーター方式。フルタイム4WDと車両運動統合制御システム「S-AWC」(スーパー・オールホイール・コントロール)によって、高次元の操縦安定性を実現する。
このGT‐PHEVコンセプトが、ファルケンのコンセプトタイヤを装着。三菱自動車のフロントデザインコンセプト、「ダイナミックシールド」をイメージして、デザインされた特別なタイヤとなる。
住友ゴム工業は、「次世代クロスオーバーSUVの GT-PHEV コンセプトが掲げる大地を疾走するグラウンドツアラーというコンセプトに相応しい、先進的でダイナミックなデザイン性と高い機能性を表現した斬新な方向性パターンを採用した」とコメントしている。