JR東日本横浜支社はこのほど、鎌倉駅のリニューアルを行うと発表した。駅舎の内装や案内表示などを改良する。
発表によると、「武家文化を歴史的背景にもつ鎌倉らしい『質実剛健・素朴さ』」をコンセプトに、駅舎の内装と照明設備を改良する。高知駅(高知市)や旭川駅(北海道旭川市)などをデザインした建築家の内藤廣さんからアドバイスをもらったという。最終的な完成時期は2017年春の予定だ。
案内表示は、訪日外国人旅行客にも分かりやすいものに改良する。設置場所を増やすとともに、英語・中国語・韓国語併記の充実や、観光名所や観光案内所を示すピクトサインの強調を行う。
このほか、10月1日に観光案内所を東口改札外みどりの窓口の隣へ移設した。「場所が分かりにくい」という意見が多かったことを受け、移設したという。同時に外貨両替機や海外カード専用ATMも設置した。
一方、駅ビル「エキスト鎌倉」は10月1日から改装工事に入った。2017年春の完成まで全面休業する。