自治体に欧州の学生を派遣---外国人・若者視点で地域の魅力を発信

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ANA(イメージ)
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ANA総合研究所は、2015年11月に協力覚書を締結したアルザス・欧州日本学研究所(CEEJA)の協力を得て、日本に関心の高い欧州(アルザス出身)の学生を1年間、提携を結ぶ自治体へ派遣すると発表した。

地域文化を体験することによる外国人・若者視点での魅力発掘や、外国人誘客に向けた対策の提案、各地域の魅力をSNSなどで海外へ情報発信を促す。

派遣する学生には、日本での体験を通じて知りえた魅力を、アルザスを中心とした欧州に発信してもらう。これにより、日本の魅力を欧州へ広めると同時に、訪日旅行客の地域への誘客、新規観光素材の発掘へとつながることを期待している。

実施期間は2016年10月~2017年夏までの1年間。派遣先は福島県会津若松市、岐阜県美濃加茂市、高知県四万十市、山口県岩国市、熊本県天草市、山形県酒田市など。

今回の学生受入では、プログラムの作成や人選で、CEEJAの全面協力により実現した。学生の日本体験では、CEEJAのホームページや各種取組みによりアルザスを始め欧州に発信してもらう予定。

また、11月末~12月末にアルザス(コルマール市)で行われるクリスマス・マーケットでも、CEEJAの協力のもと、学生とともにANA総合研究所が協定している地域の特産品をシャレーで販売し、日本の文化をPRする予定。

《レスポンス編集部》

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